私ども(わんぱくお掃除隊)は
埼玉県内を中心に東京都・神奈川県・千葉県・群馬県・栃木県・茨城県等々で
遺品整理や生前整理、ゴミ屋敷、ゴミアパートの片付け業務をさせていただいております！

ブログの投稿が訳がありまして、大変遅くなりました……。

実は、リフォーム作業のご依頼を頂いておりました。
作業責任者は若きころ建築業に20年以上携わった経験者
他にも自宅を自分でリフォームする強者もいまして
お客様から「リフォームして賃貸として貸したいのでリフォームしてもらいたい」とご依頼が……。
それからはリフォーム作業のご依頼が相次ぎ
そちらに掛かりきりになってしまいましたが
ただ片付け業務もこなしながらのリフォーム作業でした。

今回お話させていただきますのは
ご依頼者様のお父様が別荘地にをご購入され
玄関から奥多摩湖が一望できる奥多摩の山奥に定年退職後に静かな老後を過ごしたいと静粛を求め
なっなっなんと、見事な日本家屋を建てられ余生をお過ごしになられたそうです。
ご依頼者様から言われるには有名大学のご教授をしていたとのこと。
決して大きな家屋ではありませんが
その分作りを頑丈にされたようなので多少空き家になって
時間は経過していても傷んでいる箇所が無いため作業責任者はビックリしていました。

早速残置物の量や何があるか確認しながら和室からリビングを仕切る
襖の上には彫り細工の施した立派でかつ繊細な欄間が……。
またまた作業責任者はビックリ、開いた口が塞がらないとはこのことでしょう。

2階には大量の洋書や私では読まないような難しそうな本まで3部屋分ビッシリと本棚に並べられ
屋根裏部屋にまで本や画材道具が段ボールに入れて15箱以上保管されていました。
これだけの書籍はかなりの重量になり、2階に保管できるだけの頑丈な造りにはスゴすぎるとしか言いようがありません。
しかしここで作業責任者は、これだけの物をどうやって山奥の家屋から持ち出すのかが問題になりました。
詳しくは山の上に建てられた家屋なんです。

途中までは車の乗り入れができますが、そこからは歩いて急な坂道、約幅1m 30cm 位の道を登るんです……。
その坂道を人力で冷蔵庫や家具、大量の本を持って下りるのは到底無理です。
どうしたものかと悩みに悩んで、運搬機(キャリアダンプ)を入れて運び出すしかないと考えました。

作業当日、ゴミ袋に分別しながら詰めていく作業を進めていきました。
なるべく軽めのゴミを囲いのある台車で運びますが
台車で下りる時は滑り落ちないように注意し、登る時は台車の重さと急な坂に注意しなくてはならず
３回、４回繰り返しているとヘトヘトの息切れ状態……。
休みながらの作業は進行も遅くなりました。
何とか頑張りながら、あとは運搬機(キャリアダンプ)の出番になります。

山奥の家屋まで運搬機に乗り急な坂道を登り始めますがかなりの傾き加減に
「もしも滑り落ちたら……。」考えてはいけないことを考えてしまうのが人間
額や背筋にいや～な汗が滲み出てきます……。
登りきったら、家屋までは1mもない細い道は歩きながら搬出作業を繰り返していきます。

1日に何回も往復しながらの作業には、さすがの経験豊富な作業員達もヘトヘト状態です。
これが夏なら倒れるレベルの過酷な作業となりましたが、また作業として勉強になりました！
これまで数多くの様々な家屋やマンション、アパート等々片付け業務をさせていただいてきましたが
「ここはこうした方が効率が良いよね。」
「これはこうした方が良かったね。」と未だに日々学ぶことが多くあります。
学んだことをこれからの片付け業務に活かしていけることを胸に
ご依頼者様のお役に立てるようご相談にも活かしていこうと思います！

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