母なりの生前整理

私事になりますが
母はガンが発見されてから亡くなるまで
一年も時間がありませんでした。
症状は末期だったため
いつ亡くなってもおかしくないという日々の生活の中で
自分が亡くなった後のことを考え母なりの生前整理をしていました。

亡くなった後に着せる「白装束」「木桶」など
父には家のことを色々伝えていました・・・
私も色々言われましたが
正直、そんな事聞きたくない!そんな事言ってないでもっと生きてよ! 
辛く複雑な気持ちでした。
でも、一番辛いのは母なんですよね。
母が亡くなった時の父の悲しみは見ているのも辛いほどでした。
母は、まだまだこれからだという年齢で亡くなったのですが
生前「私はまだまだだと思ったけど、長生きした人でさえ
長生き過ぎたと思っても、それでも生きていたいと思うのが人間なのよ。
もう少しだけでも生きていられたら・・・
お酒を飲み過ぎないように見てやってね、お父さんのこと頼んだよ。」
と悲しい目をしていました。

母が亡くなり、父の悲しみは見ているのも辛いほどでした。
その辛い中で色々な手続きなどやらなくてはならない沢山のことがあります。
生前整理を他の人から言われるのは決して面白いことではないと思います。
しかし、ご家族のことを考え生前のうちに
ご自分の物を整理しておくことは
ご家族が何も分からず大変なおもいをするよりは良いのではないでしょうか。

 

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